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2026/07/28 11:00
こんにちは!新潟・燕三条のIH鍋のパイオニア、株式会社フジノスです。
汁物や煮込み料理を作り終えて鍋の蓋を開けようとしたら、渕にぴったりくっついて外れなかった経験をした方もいるのではないでしょうか?
力任せに引っ張ると鍋や蓋を傷つけるおそれがありますし、火傷にも繋がる事があります。
鍋の蓋が開かない主な原因は、鍋の中の気圧が下がって蓋が密着するケースと、煮汁や糖分が渕で固まるケースの2つです。
原因に合わせて、弱火で温め直す、または渕に湯をかけてふやかす事で、外れやすくなります。
今回の記事では、蓋が開かなくなる原因と外し方について案内します。
蓋が開かない原因は気圧差と付着

鍋の蓋が開かない原因は、大きく分けて次の2つです。
気圧差
火にかけている間、鍋の中の空気や水蒸気は熱で膨張し、蓋の隙間から少しずつ抜けます。
火を止めて鍋が冷めると、中の空気は急に収縮します。
すると鍋の中の圧力が外よりも低くなり、蓋が鍋の渕へ強く押し付けられます。
吸盤のような状態になる為、指で持ち上げる程度の力では外れません。
密閉性の高い鍋ほどこの現象は起こりやすく、無水調理向けの鍋ではよくある話です。
蓋と鍋の隙間が小さい構造ほど、圧力差の影響を受けやすくなるのです。
フジノスの無水調理鍋でも起きる事を過去の記事で紹介しています。
鍋の蓋が開かない!? | 株式会社フジノス公式オンラインショップ
糖分や煮汁の付着
気圧差以外に、調理内容が原因で蓋が外れなくなる場合もあります。
煮物やカレーなど糖分・とろみのある煮汁を作った時は、蓋の渕に付いた煮汁が冷えて固まり、蓋と鍋を固着してしまう場合があるのです。
安全な外し方|原因別の対処法
蓋が開かないときは、原因に合わせて対処する事で外れやすくなります。
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原因 |
見分け方 |
対処法 |
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気圧差(真空状態) |
蓋全体が均一に密着している |
弱火で30秒〜1分ほど温め、様子を見ながら少しずつ確認する
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煮汁・糖分の付着 |
フチの一部がべたついている |
フチにお湯を注いでふやかす |
弱火で温め直す場合は、加熱中に無理に蓋を引っ張らず鍋全体が少し温まるのを待ちます。
30秒~1分ほどを目安に弱火で温め、様子を見ながら確認してください。
中身が少ない場合は空焚きにならないよう注意し、長時間の加熱は避けましょう。
湯を使う時は、渕全体にまんべんなく湯をかけると外れやすくなります。
カレーのように粘度の高い煮汁は、渕に残った分が冷えて固まりやすい為、茹で充分にふやかしてから外しましょう。
一晩おいて鍋が完全に冷めている場合は、無理に蓋を引っ張らず、鍋の外側をぬるま湯から少しずつ温める方法もあります。
急に暑い湯をかけたり、鍋を急激に温めたりすると、材質によっては変形や破損に繋がるおそれがある為、注意が必要です。
やってはいけない対処法
早く蓋を開けようとして、無理な方法を試すのは危険です。以下の行動は避けてください。
●包丁やスプーンを差し込んでこじ開ける
●強い力で引っ張る、叩く
●熱い蓋を素手で掴む
これらは鍋や鍋の渕を傷つけるだけでなく、加熱直後の鍋による火傷にも繋がります。
今日からできる予防策

蓋が開かなくて困らないよう、今日から以下の2つを習慣にしてみてください。
調理後の蒸気抜き
調理が終わったらすぐに火を止め、蓋を少しずらして内部の蒸気を逃しましょう。
これだけで鍋と蓋の密着を防ぎやすくなります。
蓋と鍋の渕の清掃
煮汁や油がフチに付着しないよう、火を止めたら蓋の裏側や鍋のフチについた煮汁をさっと拭き取ります。やけどに注意しながら行ってください。
水分や糖分の固着を未然に防ぐことで、蓋の密着トラブルを大幅に減らせます。
鍋の蓋が開かないときのよくある質問
鍋の蓋を温めても開かない場合はどうすればいいですか?
弱火で温めても開かない場合は、煮汁や糖分がフチで固まっている可能性があります。
鍋のフチ全体にお湯をかけて、固まった部分をふやかしてみてください。
それでも外れない場合は、無理にこじ開けず、鍋や蓋が変形していないか確認しましょう。安全に外せない場合は、無理に作業を続けず、メーカーへお問い合わせください。
ステンレス鍋の蓋が開かなくなったらどうすればいいですか?
ステンレス鍋は気密性が高いものが多く、調理後に鍋の中の空気が冷えて収縮すると、蓋が密着することがあります。
この場合は、弱火で短時間温め直すことで、鍋の中の空気が膨張し、蓋が外れやすくなります。
ただし、中身が少ない場合は空焚きに注意し、長時間加熱し続けないようにしてください。
フライパンに蓋がはまって取れない場合も同じ方法で外せますか?
フライパンに蓋がはまった場合も、無理に引っ張ったり、包丁やスプ-ンでこじ開けたりするのは避けてください。
金属同士がかみ合っている場合や、煮汁・油が固まっている場合があります。
まずはフチの汚れをお湯でふやかし、蓋やフライパンを傷つけないように少しずつ確認してください。
ガラス蓋や樹脂製のつまみが付いている蓋は、急な温度変化で破損するおそれがあるため、取扱説明書を確認しながら慎重に対応しましょう。
蓋が密着しやすいのは、鍋の気密性が高い証
蓋が密着すると不安に感じるかもしれませんが、気密性の高い鍋では起こり得る現象です。
鍋と蓋がしっかり合う構造は、鍋の中の水分や熱を逃がしにくく、少量の水や油でも食材のうまみを活かした調理につながります。
フジノスの鍋は、この気密性を活かした無水調理がしやすいよう、蓋と本体のかみ合わせまで精巧に設計しています。
正しく扱えば、蓋が開かなくなるトラブルは防ぎやすくなります。
安心して長く使える鍋をお探しの方は、ぜひフジノスの製品もご覧ください。

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