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2021/03/30 15:00

こんにちは!フジノスの女性社員Mです。

フジノス本社のある新潟県『燕三条』の産業や歴史のご紹介をしています♪


前回の続きで・・・

燕三条の磨きの伝承がすごい!というのは感じてもらえたところかと思いますが、「そもそも磨きはなんで必要なの?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

フジノスで製造している鍋やフライパンも、職人により1点1点磨かれています。

それはただ「見た目のキレイさ」だけではないのです。

実は磨きをする重要な理由の1つに、『材料の表面を保護』という事もあるのです。

品質の上でも『研磨』は重要であると言えますね!


研磨は、綿やフェルトで作られた「バフ」を使ってステンレスの表面に回転させながら当てることでステンレスの表面を研磨します。

各研磨の工程毎に、仕上がりの程度や研磨に使う道具(バフ)が変わってきます。

 

また、研磨の技術は、工程の中でもどの程度の研磨を行うかという技術力が仕上がり品質に大きく影響してきます。

皆さんが見るピッカピカ!な仕上がりは、1度の研磨で一気に出来上がるのではなく、数工程の研磨から出来上がっています。しかも表に見える所ではなく、見えない中の方も研磨をすることも多くあります。細かい所の研磨もあり、見えない「こんなところまで!?」と思う箇所にも磨きの工程があるのです。

 

これら全て、熟練の技術があってこそできることなのです。


フジノスでも、製品1つ1つに合わせて、そして製品それぞれの研磨する箇所によって、磨きに使う道具や磨きの技術を変えて製造しています。

 

ぜひフジノスの製品を手に取って、見て、感じてもらえたら嬉しいです!

 

 

次回のブログは4月!

春からのフライパンや鍋について、色々な情報をお伝えしていきます♪

お楽しみに(*^^*)