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2021/01/22 16:00

こんにちは!フジノスの女性社員Mです。

「コロナ禍の中でもフジノスの楽しい工場見学を体験して欲しい!!」

そんな想いから、ブログを通して鍋ができるまでの様子を工場見学ツアー風にお届けします♪

 

今日ご紹介する【工場見学ツアー】の工程は『研磨』です。


※エレックマスターライトの商品について、詳しくはこちら

(なお、ブログで紹介する画像はエレックマスターライトに限りません。予めご了承下さい。)

 

『研磨』とは呼んで字のごとく、硬いステンレスの表面を削り、外観を滑らかに、美しく仕上げる事です。

 

綿やフェルト等で作られた『バフ』と呼ばれる道具(人間でいうところの歯ブラシ)に研磨剤(人間でいうところの歯磨き粉)を塗って、バフを高速回転させて鍋やフライパンの表面に当て、ステンレスの表面をキレイにしていきます。

 

※職人の真剣なまなざし(カッコイイ!(^^)!

 

機械で研磨した方が早いのでは?と思いますが、機械研磨だけだと磨いた跡がムラになってしまう事があるんです。

ステンレスの美しい光沢を出す為に、製品の材質、板厚、形状に合わせて、熟練の職人が目と指先の感覚で製品をバフに押し当てる強さを微妙に加減し、丁寧に磨き上げていきます。さすが職人技です!!

 

また、エレックマスターライトは鍋本体の外側研磨で6工程、内側研磨で4工程、鍋蓋の外側研磨で3工程、内側研磨で1工程、研磨作業を細かく分けると合計14回箇所も磨いてるんですヨ。

ひとつのお鍋だけでもこんなに手間をかけてるんですね。( ゚Д゚)ヒョエー

 

それでは、磨きの工程でどのくらい製品が変わるのか、写真でご紹介します。

 

まずは研磨前の状態。(前回ご紹介した工程の『洗浄』が終わった後の鍋)

 

※研磨前の鍋(光沢が無く、見た目も何だか地味ですね)

 

 

研磨をする事で・・・


※ピカピカになって、かっこよくなりました。

 


鍋の内側も研磨前は・・・


※ツヤがなくて何だかボンヤリした印象

 

研磨をすると・・・


※輝いちゃってます!!

 

研磨と一口に言っても鏡のように光沢を出すミラー仕上げとツヤがなく、マットで落ち着いた印象のサテン仕上げがあります。

エレックマスターライトはサテン仕上げです。)

 

製品1つ1つを同じ外観仕上げにするのも、熟練のプロの技。       

燕三条のステンレス製品が美しいと世界から言われる技術が、フジノスにもあるんですΣ(゚Д゚)スゲェ!!

ひとつひとつ、職人が魂を込めて研磨しているので、お客様には末永く使っていただけるととても嬉しいです!!

 

次回のブログ126日(火)です。

フジノス工場見学ツアー~鍋ができるまで~】の⑩<底押し>をご案内します。

お楽しみに!