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2020/12/22 12:00
こんにちは!フジノスの女性社員Tです。
「コロナ禍の中でもフジノスの楽しい工場見学を体験して欲しい!!」
そんな想いから、ブログを通してステンレスの板がお鍋がなるまでの様子を工場見学ツアー風にお届けします♪
今日ご紹介する【工場見学ツアー】の工程は『絞り』です。
※エレックマスターライトの商品について、詳しくはコチラ
(なお、ブログで紹介する画像はエレックマスターライトに限りません。予めご了承下さい。)
『絞り』は前工程の『地抜』で丸く抜かれたステンレスの板をプレスの機械で鍋やフライパンの形状にする工程です。
ちなみにフジノスが絞り工程で使っているプレスの機械(写真)です。
写真ではわかりづらいかも知れませんが、とても大きな機械で作業中は大音量、大迫力です(^O^)/
本題に戻りますね。
絞り工程は『深絞り』と呼ばれる燕三条の技術で硬いステンレスにシワがよったりしないように抑えつつ、材料が切れたり、変形しないようにしながらキレイな形状に成形します。
ステンレスの丸板が鍋のようなカタチになりました。
絞り工程では、ステンレス板を絞る際に生じる摩擦を軽減する為、ステンレスの種類(材質、板の厚み、形状)によって作業に使用するオイル(潤滑油)を変更したり、その日の気温、湿度を職人が見極め、油温、機械の細かい設定を調整しています。
1日最大1,500個の鍋を絞る(成形する)ことができます!!
丸いステンレス板を単純に機械でプレス(押す)しているだけでなく、製品にキズやヘコミがつかないよう、丁寧に扱います。
次回のブログは12月25日(金)です。
【フジノス工場見学ツアー~鍋ができるまで~】の④<スピニング>をご案内します。
お楽しみに!