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2026/06/09 11:00

こんにちは!新潟燕三条のIH鍋・フライパンのパイオニアメーカー、フジノスです。
梅雨の時期になると、お弁当の食中毒予防がちょっと気になりませんか?

「昨日の残りおかず、冷えたまま入れていいの?一度温め直した方がいいの?」など・・・
お弁当を作る方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

今回は、食中毒が起きやすい理由と、家庭ですぐ実践できる予防のポイントを5つにまとめて紹介します。


お弁当の食中毒予防|まず知っておきたいこと


引用元:細菌・ウイルスによる食中毒 | 消費者庁


食中毒の予防には「つけない・ふやさない・やっつける」の3原則があります。

食中毒の原因となる細菌の多くは、30〜40℃の温度帯で最も増殖しやすいとされています。


梅雨から夏にかけての気温はまさにこの温度帯と重なり、密閉されたお弁当箱の中はさらに温度・湿度が上がりやすい環境です。


「朝つくったのに昼には傷んでいた」という事態が起きやすくなるのは、こうした理由からです。



やりがちなNG行動


お弁当の食中毒は、日常のちょっとした習慣が引き金になっていることが少なくありません。

次のような行動に心当たりはありませんか?

熱いまま蓋をしてしまう(水蒸気が発生し、湿った環境で菌が増えやすくなる)
前日のおかずを温め直さず冷えたまま詰める(冷蔵庫内でも菌は少しずつ増殖している)
素手で食材やおにぎりを触る(手の雑菌がそのままお弁当へ移る)
水分の多いおかずをそのまま詰める(汁気は菌の温床になりやすい)
口をつけた箸で料理に触れる(唾液の菌が食材へ移る)

どれも「まあ大丈夫かな・・・」と思いやすいですが、気温と湿度が高い梅雨〜夏はリスクが一気に上がります。

まずは自分のお弁当習慣を見直すところから始めてみましょう。


食中毒予防のための5つのポイント


基本を押さえるだけで、食中毒のリスクは大幅に下げられます。
難しいことは一つもないので、今日からすぐ実践してみてください。


① しっかり手洗い・道具の清潔を保つ

調理前はもちろん、生肉・魚・卵を触ったあとは必ず手を洗い直しましょう。
指に傷がある場合は調理用の手袋を使うと安心です。

お弁当箱は蓋のパッキンを外してすみずみまで洗い、十分に乾かしてから使うことが大切です。清潔な道具と手が、食中毒予防の基本です。


② 前日おかずは朝に必ず温め直す

冷蔵保存していたおかずも、翌朝お弁当に詰める前に一度加熱しましょう。
冷えたまま詰めると、冷蔵庫内でわずかに増殖した菌がそのまま残ることになります。

農林水産省も「前日に調理するときや昨晩の残り物を詰めるときは、詰める直前に必ず十分に再加熱する」ことを推奨しています。

加熱したあとは必ず冷ましてから蓋をするのが鉄則です。


③ 加熱の目安を知っておく

食中毒菌を死滅させる加熱の目安は菌の種類によって異なります。

サルモネラやカンピロバクターなど一般的な食中毒菌は「75℃で60秒以上」、ノロウイルスは「85〜90℃で90秒以上」の加熱が目安です。

温度計がなくても判断できる目安として覚えておきたいのは次の2点です。

肉・魚は表面が白く変わり、切ったときに出る肉汁が透明(ピンク色でなくなった)状態。
卵は黄身も白身も完全に固まった状態が目安で、半熟はまだ火が通りきっていないサインです。

「ちょっと心配」と感じたら、追加で10〜20秒加熱する余裕をもつと安心ですね。


参考:お弁当づくりによる食中毒を予防するために:農林水産省


④ 水分はしっかり切ってから詰める

汁気はお弁当箱の中で広がり、ほかのおかずまで傷めてしまいます。

炒め物は水分を飛ばしてから、煮物はキッチンペーパーで水気を取ってから詰めましょう。


生野菜や果物は、別容器に入れるとより安全です。


おかず同士を仕切りやカップで分けることも有効で、梅雨〜夏はシリコンカップより使い捨てカップを選ぶのがおすすめです。


⑤ 抗菌効果のある食材をひとつ加える


しょうが・梅・しそ・酢・わさびには天然の抗菌作用が期待できます。


ご飯に梅干しをのせる、炒め物に少量の酢を加えるなど、いつもの料理に少し意識を加えるだけで傷みにくさが変わります。


特別なおかずを作る必要はありません。




もうひと手間!すぐ試せるちょい足しワザ



基本の5つに加えて、手軽にできるプラスαの食中毒対策をご紹介します。
どれも今日からすぐ試せます。

お弁当箱を食品用アルコールスプレーや酢水(酢:水を1:1)で拭いてから使う
おにぎりはラップや使い捨て手袋で握る
保冷剤をお弁当袋に入れて持たせる(凍らせたペットボトルでも代用可)

小さな心がけを重ねて、食中毒を遠ざけましょう。


今日からやろう!食中毒対策チェックリスト


最後に、毎日お弁当をつくるときに意識したいポイントをまとめました。

調理前・食材を触ったあとは必ず手洗い
お弁当箱はパッキンまで洗い、十分に乾かしてから使う
前日のおかずは朝に温め直し、冷ましてから詰める
肉・魚は「表面が白く、肉汁が透明」になるまで加熱、卵は完全に固まるまで加熱する
水分はしっかり切ってから詰める。梅雨〜夏は使い捨てカップがのぞましい
梅・しょうが・酢などの抗菌食材をひとつ加える
保冷剤をお弁当袋に入れる

梅雨のうちに習慣にしておくと、その後に続く暑い夏も安心して乗り越えられます。
毎日の小さな積み重ねで健康を守っていきましょう。


お弁当作りを支える調理器具にフジノスを

毎日のお弁当づくりを支えるのは、日々の習慣と、信頼できる調理道具。

フジノスは、新潟・燕三条の職人が一つひとつ手づくりする調理器具メーカーです。
IH鍋・フライパンのパイオニアとして、国産素材・丁寧なつくりにこだわったキッチン用品を長年製造・販売しています。

フッ素樹脂加工のリメイクにも対応しており、一生使い続けられる道具として多くの方に愛用いただいています。ぜひ一度、公式オンラインショップを覗いてみてください。