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2026/05/08 12:00

こんにちは!新潟燕三条のIH鍋のパイオニア『フジノス』です。

「炊飯器が壊れてしまった」
「キャンプや停電の時に備えたい」
「お米を鍋でもっと美味しく炊いてみたい」
そんなふとしたきっかけで、鍋でご飯を炊く事に興味を持つ方が増えています。

実は鍋炊きご飯は炊飯器より短時間でふっくら仕上がり、おこげも作れる贅沢な炊き方なんです。

この記事では、1957年創業以来、長年鍋づくりを続けてきたフジノスが、初めての方でも失敗しない鍋での炊飯について紹介します。


初めて鍋でご飯を炊いた初心者スタッフの実体験

子供の頃、飯ごう炊さんで、ドキドキしながらご飯を炊いた記憶があり、鍋で炊くのは「難しい」印象がありました。

でも実際にフジノスの鍋で炊いてみると、拍子抜けする程簡単で、しかも美味しくてびっくり!

炊飯器では見た事がなかった「お米が立つ」という現象も初めて体験しました。
一粒一粒がキレイに立ち、ツヤツヤに仕上がる様子は感動ものです。

沸騰のタイミングを見逃さない事がコツなので、私のような初心者には透明な蓋のお鍋がオススメです。

中の様子が一目でわかるだけで、失敗のリスクがぐっと減ると思います。


美味しく炊くコツ①浸水時間

実際にお鍋でご飯を美味しく炊くコツを手順に沿って紹介します。

美味しく炊く為に欠かせないのが、充分な浸水時間。
最初の水はすぐに捨て、手のひらで優しく2~3回研いでざるに上げます。
研いだ米を鍋に移し、水を注いで以下の時間を目安に浸水させてください。

夏:30分程度
冬:60分程度

米全体が透明から白っぽく変われば浸水完了です。(画像左が浸水前、右が浸水後)


美味しく炊くコツ②水加減


水加減は、鍋で炊くうえで最も大切なポイント。
失敗しないよう、軽量カップで正確に計ってください。

米の量

水の量

備考

1合(150g)

200ml

新米は10〜20ml少なめ

2合(300g)

400ml

新米は20〜40ml少なめ

3合(450g)

600ml

新米は30〜60ml少なめ


粘り気のある炊き上がりにしたい場合、2合450ml、3合650mlにするのがおすすめです。

鍋のサイズにも注意してください。
容量の7割以下の量で炊くと吹きこぼれにくくなる為、合うサイズを選びましょう。

鍋のサイズ

炊ける合数の目安

18cm

2〜3合

20cm

3〜4合

24cm

5〜6合


鍋サイズの目安は別記事でも紹介しています。

美味しく炊くコツ③火加減

浸水が終わり、いよいよ加熱。
火加減の切替タイミングが炊き上がりを左右します。
以下が全工程の流れです。

工程

火加減

時間

ポイント

①加熱開始

中火

沸騰まで

IHなら火力3〜5が目安

②沸騰後

弱火

10〜13分

蓋を開けない

③残っている水分を確認

弱火

蓋を少し開けて水分をチェック→水分がなければ火を止める

④再加熱

中火

5〜10秒

蓋を閉じて加熱

⑤蒸らし

消火

10〜15分

蓋を開けずに待つ


①中火で沸騰させる
蓋をして中火にかけます。
強火にすると、沸騰のタイミングを見逃して吹きこぼれの原因になる為、中火のまま沸騰させます。
初心者の方には中火~強めの中火が無難です。
IHクッキングヒーターの場合、火力4~5が中火の目安です。


②沸騰後、弱火で10~13分
沸騰を確認したらすぐに弱火へ切り替え、そのまま10~13分加熱します。
この間は蓋を開けないでください。


③残っている水分を確認
10~13分経ったら蓋を少し開けて水分が残っていないか確認します。
水分がなくなっていれば炊き上がりです。火を止めましょう。


④中火5~10秒
蓋を開けた事で鍋内の温度が下がるので、蓋をしてから中火で5~10秒加熱し、温度を補います。
「パチパチ」という音がしたら火を止めます。

※お焦げを作りたい場合は追加で10~30秒加熱してから火を止めてください。


⑤蒸らし10~15分
火を止めたら蓋をしたまま10~15分蒸らします。
蒸らし中は蓋を開けないでください。
余熱が全体に行き渡り、米粒の中まで均一に仕上がります。
蒸らし後はしゃもじで底からふんわり全体を混ぜて完成です。


鍋でご飯を炊くことに関するよくある質問


Q.ご飯が硬くて芯が残ってしまう

A.浸水時間不足か蒸らしを省いた事が主な原因です。
 米全体が白くなるまで浸水させ、蒸らしも省かないようにしてください。
 芯が残ってしまった場合、少量の水を加えて蓋をし、弱火で1~2分加熱すると改善できます。


Q.ご飯がべちゃべちゃになった

A.水の入れすぎが原因です。
 軽量カップで正確に計ってください。
 べちゃべちゃになった場合は、耐熱皿に広げてラップ無で電子レンジ30秒~1分加熱すると水分が飛びます。


Q.保温はどうすればよいか

A.鍋には保温機能がありません。「おひつ」に移すか、タオルで鍋ごと包む方法で保温する事もできます。
 すぐに食べない分は温かいうちに1食分ずつラップに包んで冷凍保存するのもよいでしょう。


Q.無洗米でも同じ手順で炊けるか

A.基本の手順は一緒です。
 但し、無洗米はぬかが除かれている為、米粒がやや小さく、同じカップで計ると米の量が少し多くなります。
 水を少しだけ多めにして炊くとよいでしょう。



ポイントを押さえたら鍋でもご飯は美味しく炊ける


鍋でご飯を炊くときに覚えておきたいポイントをおさらいします。

①蓋付きの鍋を選ぶ
②季節に合わせてしっかり浸水させる
③水は軽量カップで正確に計る
④火加減に気を配る(中火⇒沸騰後、弱火⇒短時間中火)
⑤必ず蒸らす


この手順を守れば、初めてでもふっくら美味しいご飯が炊けるはず。
フジノスの鍋は熱ムラが少なく、鍋炊きデビューにピッタリです。
ぜひ、お試しくださいね。