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2025/11/28 11:00
こんにちは。IH鍋のパイオニア、株式会社フジノスです。
近年、IHクッキングヒーターの普及により、IH対応調理器具の需要が高まっています。
見た目はガス用の鍋やフライパンとあまり変わりませんが、IH専用の仕組みや素材が使われているのが特徴です。
今回の記事は、改めてIH対応調理器具の基本的な仕組みと、使うことで得られる魅力、失敗しない選び方について詳しく解説します。
IH対応調理器具とは?その仕組みと特徴

IHクッキングヒーターは、電磁誘導加熱という仕組みを利用して鍋底を直接加熱する調理方式です。
そのため、IH対応調理器具は底面に磁性体(磁石の付く金属等)を含む素材で作られており、磁力線に反応して発熱します。
IH対応調理器具の魅力①:熱効率が高く、ムラなく加熱できる
IH対応調理器具は、鍋底全体がムラなく発熱するため、効率よく調理できるのが特徴です。
特にステンレスや鉄製のIH対応鍋は、保温性も高く、煮込み料理や焼き物もふっくら仕上がります。
ガス火のように炎が外に逃げる事がない為、エネルギーロスが少なく、省エネ効果も期待できるのが魅力です。
IH対応調理器具の魅力②:安全性とお手入れのしやすさ
IHクッキングヒーターは直接火を使わないため、火災やヤケドのリスクが低いのも大きなメリットです。
また、鍋底がフラットなIH対応調理器具は、吹きこぼれや汚れを拭き取りやすく、お手入れも簡単。
特に、焦げ付き防止加工が施されたIH対応フライパンなら、毎日の料理がぐっと快適になるはずです。
IH対応調理器具の失敗しない選び方

IHクッキングヒーターを導入したものの、「どの調理器具が対応しているのか分からない」「買ったのに反応しなかった」といった失敗を経験する人は少なくありません。
IH対応調理器具は、見た目がガス用と似ていても、底の構造や素材が異なります。
失敗しないためのポイントを、わかりやすく説明します。
IH対応の見分け方をチェック!磁石がくっつくかがポイント
IH対応かどうかを確認する最も簡単な方法は、鍋やフライパンの底に磁石を当ててみることです。
IHクッキングヒーターは磁力で加熱するため、磁石がくっつく素材(鉄・ステンレスなど)でなければ反応しません。
また、製品パッケージや底面に「IH対応マーク」や「IH200V対応」などの表記があるかも重要です。
見た目や形状だけで判断せず、必ず適合しているか仕様を確認しましょう。
素材で選ぶ:熱伝導と使い勝手を比較
IH対応調理器具には、主にステンレス・鉄・多層構造タイプの3種類があります。
ステンレス製:丈夫で錆びにくく、保温性に優れる。煮込み料理におすすめ。
鉄製:熱伝導が良く、焼き物が香ばしく仕上がる。手入れが必要だが長く使える。
多層構造タイプ:ステンレスとアルミを重ねた構造で、IHでもガス火でも使える万能タイプ。
素材ごとの特徴を理解し、自分の料理スタイルに合ったものを選ぶのが失敗しないコツです。
サイズと底の形状にも注意
IHクッキングヒーターは、加熱コイルと鍋底がしっかり接していないと熱が伝わりにくくなります。
そのため、底面が平らで広いものを選ぶことが重要です。
また、IHクッキングヒーターの加熱範囲に合ったサイズ(12cm~26cm程度)を選ぶことで、加熱ムラを防ぎ効率的に調理できます。
特に底が反っている鍋や薄すぎるフライパンは、IHでは反応しにくいため注意が必要です。
IH対応調理器具とガス対応調理器具の違い

IHクッキングヒーターを使い始めた際に、「今まで使っていた鍋やフライパンが反応しない…」という経験をした方も多いのではないでしょうか?
見た目はほとんど同じでも、IH対応調理器具とガス対応調理器具では、加熱の仕組みや素材に大きな違いがあります。
加熱の仕組みの違い:IHは「電磁加熱」、ガスは「直接加熱」
IHクッキングヒーターは、電磁誘導加熱という仕組みを採用しています。
IH対応の鍋やフライパンの底に磁力を発生させ、金属を直接発熱させて調理を行う方式です。
一方、ガスコンロは炎の熱を直接鍋に伝えるため、鍋の素材を選ばず使えるという特徴があります。
つまり、IHでは磁力に反応する素材(鉄・ステンレスなど)でなければ加熱できない点が大きな違いです。
素材と構造の違い:IH対応は「磁性体+平らな底」が必須
IH対応調理器具は、磁力を通すために鉄や磁性ステンレスが使用されています。
また、IHコンロは加熱コイルとの接地面が重要なため、底が平らで密着性が高い構造になっているのが特徴です。
一方、ガス対応調理器具は、炎が鍋の側面にも回るため、底が丸みを帯びていても加熱できる設計が多く見られます。
そのため、ガス用の鍋をIHに使うと、加熱ムラや反応しないトラブルが起きることがあるので注意が必要です。
使い勝手と安全性の違い:IHは省エネ・ガスは火力重視
IH対応調理器具は、底全体が均一に発熱するため、熱効率が高く省エネ効果が期待できるのが魅力です。
また、火を使わないため、安全性が高く、室内の温度上昇も抑えられる点がメリットといえるでしょう。
一方、ガス対応調理器具は、炎を目で確認できるため火力調整が直感的で自由度が高いのが特徴です。
中華料理など強火を使う調理には、今でもガス派のシェフが多いのもこの理由となっています。
IH調理器具を探しているならフジノスへ

IH対応調理器具を使えば、熱伝導がよく、料理を簡単に美味しく仕上げることができます。
IH対応調理器具を選ぶなら、是非、「フジノス」の製品をお試しください。
フジノスの鍋やフライパンは、熱効率、耐食性にすぐれた特殊ステンレスを使用しているので、食材をムラなく加熱できます。
他のIH対応調理器具と比べても、料理に火が通るスピードが早いだけでなく、使い勝手も抜群。
調理後のお手入れも簡単です。
IHクッキングヒーターでの調理を快適に楽しみたい方は、ぜひフジノスの調理器具をチェックしてみてください。
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