Blog
2025/10/21 11:00
こんにちは。IH鍋のパイオニアメーカー、株式会社フジノスです。
毎日使う鍋やフライパンは、正しいお手入れをするかどうかで寿命が大きく変わります。
お手入れを怠ると、焦げ付きやサビ、フッ素樹脂コーティングの劣化が進み、料理の仕上がりにも影響してしまいます。
一方で、素材に合わせたケアを習慣にすれば、調理器具は驚くほど長持ちし、料理も快適に楽しめます。
本記事では、鍋やフライパンを長く愛用するための正しいお手入れ方法や注意すべきポイントをわかりやすく解説していきますので、参考になれば幸いです。
鍋・フライパンをお手入れする重要性とは

調理器具を長持ちさせるため
鍋やフライパンは、きちんとお手入れをすることで寿命が大きく変わります。
例えば鉄フライパンは、使用後に油をなじませることでサビを防げますし、テフロン加工のフライパンも金属ヘラを避け、やさしく洗うことでコーティングが長持ちします。
毎回の細かなお手入れが、買い替えの頻度を減らす事に繋がります。
料理の仕上がりを良くするため
お手入れ不足の鍋やフライパンは、焦げ付きや食材のこびりつきが発生しやすくなります。
これにより食材の風味が損なわれたり、見た目も悪くなったりするでしょう。
清潔で状態の良い調理器具を使うことで、素材の美味しさを引き出し、料理をより美味しく仕上げることができます。
衛生的に使うため
調理器具に汚れや油分が残ったままだと、雑菌やカビが繁殖する原因になりかねません。
とくに湿気の多い季節は要注意です。きちんと洗って乾燥させることで、衛生的に保てるだけでなく、家族の健康を守ることにもつながります。
正しい鍋とフライパンのお手入れ方法

鍋やフライパンは素材によって性質が異なるため、正しいお手入れ方法も変わってきます。
誤った扱いをすると焦げ付きや変色、コーティングの剥がれにつながり、調理のしやすさや寿命に大きな差が出てしまうでしょう。
ここでは、代表的な素材に合わせた正しいお手入れ方法を紹介致します。
鉄製フライパンのお手入れ
鉄製フライパンは「育てる調理器具」とも呼ばれ、油をなじませることで焦げ付きにくく長持ちします。
使用後は洗剤を使わずにお湯で洗い、タワシで汚れを落としたあと、しっかり水分を飛ばしましょう。
最後に薄く油を塗って保管することでサビ防止になります。
フッ素樹脂加工フライパンのお手入れ
フッ素樹脂加工のフライパンはコーティングを傷めないことが重要です。
金属製のヘラやタワシの使用は避け、柔らかいスポンジで中性洗剤を使って優しく洗いましょう。
強火や空焚きは劣化の原因となるため注意が必要です。
ステンレス鍋・アルミ鍋のお手入れ
ステンレス鍋は焦げ付きが気になるとき、重曹やクエン酸を使うと効果的です。
アルミ鍋は酸やアルカリに弱いため、重曹や漂白剤は避け、中性洗剤で洗うのが基本となります。
水分をしっかり拭き取り、乾燥させてから保管すると変色や腐食を防げるでしょう。
鍋やフライパンを長持ちさせる保管方法

鍋やフライパンは、調理後に正しく洗うだけでなく、保管方法にも気を配ることで寿命が大きく変わります。
湿気や摩擦、積み重ねによる傷などは、劣化や焦げ付き、サビの原因になることもあるでしょう。
ここでは、鍋やフライパンを長持ちさせるために押さえておきたい保管のポイントを解説します。
水気をしっかり拭き取り、乾燥させる
洗った後に水分が残っていると、サビや変色の原因になります。
特に鉄やアルミの鍋・フライパンは水気に弱いため、布巾やキッチンペーパーで丁寧に拭き取りましょう。
鉄フライパンの場合は、薄く油を塗ってから保管するとさらに安心です。
積み重ねる際は傷防止の工夫を
鍋やフライパンを重ねて収納すると、表面が擦れて傷がついたり、テフロン加工が剥がれたりする恐れがあります。
収納する際は、布やキッチンペーパーを間に挟むと摩擦が防げるでしょう。
可能であれば、吊り下げ収納などを利用するとより安心です。
通気性の良い場所に保管する
湿気の多い場所に保管すると、サビやカビの原因になります。
収納棚にしまう場合は、しっかり乾燥させたうえで、なるべく風通しの良い環境に置くようにしましょう。
特に鉄製品は湿気対策が重要です。
フジノスの鍋・フライパンは耐久性に優れています!

フジノスのフライパンは、万一、フッ素樹脂加工が剥がれてしまっても有償サービスでコーティングを再加工できるため、使い慣れたフライパンを新品同様に蘇らせることができます。
さらに、側面や裏面まで丁寧に研磨を施すことで、長年使用したフライパンでも美しい輝きを取り戻せるのが特長です。
寿命を迎えたと感じても買い替える必要はなく、「修理」という選択肢があるのは、フジノスならではの大きな魅力でお客様にも大変好評をいただいています。
まとめ
鍋やフライパンは、毎日の料理に欠かせない大切な調理器具です。
素材に合わせた正しいお手入れと保管方法を意識することで、焦げ付きやサビ、コーティングの劣化を防ぎ、長く快適に使い続けることができます。
ちょっとした習慣の積み重ねが、買い替えの手間やコストを減らし、料理の仕上がりをより良くしてくれるポイントです。ぜひ日々の調理後に実践し、大切な鍋やフライパンを長持ちさせていきましょう。
