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2025/06/11 11:00
こんにちは。IH鍋のパイオニア 株式会社フジノスです。
6月に入り、気温、室温が上がり、ジメジメとした季節になりました。
気温や湿度が高くなる夏の時期は、食材が傷みやすくなる季節です。特に肉・魚・卵といった動物性の食品は、少しの管理ミスが細菌の繁殖につながり、食中毒などの健康被害を引き起こす恐れがあります。
安全に食事を楽しむためには、季節に応じた保存方法や衛生管理を意識することが大切です。
今回の記事では、暑い季節に特に注意したい肉・魚・卵の管理のポイントについて、わかりやすくご紹介します。
肉・魚・卵など食材の傷みを防ぐ管理方法

毎日の食卓を安全に保つためには、それぞれの食材の特性に合った保存と取り扱いが欠かせません。
ここでは、暑い季節に気を付けたい肉・魚・卵の管理方法について解説します。
肉類は購入後すぐの冷却がカギ
肉類は、常温に長く置かれると細菌が急速に繁殖してしまいます。
買い物を終えた後は、できるだけ早く冷蔵庫か冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷蔵保存する際は4℃以下を保つことが重要で、すぐに使う予定がない場合は、−15℃以下で冷凍するのが安全です。
また、肉を保存する際には、ドリップと呼ばれる肉汁が他の食品に付着しないよう、密閉袋や容器に入れておくと衛生的にも安心になります。
調理の際は、中心までしっかり火を通し、75℃以上で1分以上の加熱を心がけると安心です。
魚介類は鮮度の見極めと迅速な処理が大切
魚は肉以上に足が早い食材です。特に刺身など生食用の魚は、購入当日中に食べ切るのが理想的でしょう。
持ち帰りの際には保冷剤を使い、帰宅後すぐに冷蔵庫へ入れましょう。
保存中もできるだけ温度を低く保つため、氷を敷いたトレーに置くなどの工夫が効果的です。
また、魚は見た目や匂いで劣化がわかりやすいため、少しでも異常を感じたら無理に食べずに処分する判断も必要です。
調理の際には、加熱調理の場合も中心まで十分に火を通すことを忘れないようにしてください。
卵は温度変化を避けて保存する
卵は一見日持ちがしそうに思われがちですが、暑い季節は管理に注意が必要です。冷蔵庫で10℃以下の状態を保つことが基本で、パックのまま庫内の奥にしまうと温度が安定しやすくなります。
冷蔵庫のドアポケットは開閉時に温度が上下するため、保存場所としては適していません。また、殻にヒビが入った卵は雑菌が侵入しやすいため、加熱用として早めに使い切ることが大切です。生で食べる場合は必ず賞味期限内に使用し、割った卵はすぐに食べるようにしてください。
食材管理の基本

食材を安全に保ち、食中毒などのリスクを防ぐためには、正しい管理方法を日常的に実践することが重要です。
ここでは、家庭でできる食材管理の基本を3つの観点からご紹介します。
どれもすぐに取り入れられる内容ばかりですので、日々の食生活にぜひ役立ててください。
適切な温度管理を心がける
食材管理の基本として最も重要なのが、温度の管理です。多くの細菌は10℃を超えると増殖しやすくなり、特に30~40℃では爆発的に増えることがあります。
そのため、生鮮食品は買い物後すぐに冷蔵庫へ入れ、冷蔵室は4℃以下、冷凍室は−15℃以下を保つことが理想です。
また、冷蔵庫内では食材の種類ごとに保存場所を分けることが望ましく、傷みやすいものは温度変化の少ない奥に、におい移りが気になるものは密閉容器に入れて保存すると安心して食べられます。
調理済みの食品も常温で長時間放置せず、早めに冷やすようにしましょう。
清潔な環境を維持する
温度管理と並んで大切なのが、調理や保存を行う環境を清潔に保つことです。
まな板や包丁、ふきんなどの調理器具には目に見えない細菌が付着していることがあるため、使用後はしっかりと洗浄・乾燥させ、できれば用途ごとに使い分けるようにしましょう。
手洗いも基本中の基本であり、調理の前後や食材を切り替える際には必ず行うようにしましょう。
冷蔵庫の中も定期的に掃除し、汚れや食品カスをそのままにしないことが、衛生的な保存環境を保つために重要です。
食材ごとの特性に合わせた保存を行う
食材にはそれぞれ適した保存方法があります。例えば野菜や果物は湿度を保ちながら乾燥を防ぐ必要があり、新聞紙で包んだり保存袋に入れたりすることで鮮度を長持ちさせることができるでしょう。
一方で、肉や魚などの動物性食品は細菌の繁殖が早いため、密閉し冷蔵・冷凍を徹底し、調理の際には中心までしっかり加熱することが求められます。また、賞味期限や消費期限を確認し、使いかけの食材には日付を記入して管理することで、無駄を減らしつつ衛生的に使用することが可能です。
食材の特性を理解し、それに合わせた方法で保存することが、安全でムダのない食生活につながります。
フジノス製品なら日頃のお手入れが簡単だから清潔に保てる
食材の衛生管理を行うなら、調理器具にもこだわりを持っておくことが大切です。
日頃から使うものだからこそ、簡単にお手入れできる調理器具のほうが重宝されます。
フジノスの製品はステンレス製。普段のお手入れもしやすいのが特長です。
タワシでゴシゴシ洗っても高い耐久性(フライパンのフッ素樹脂は除く)を持っているので、安心して使い続けることができます。
フジノス製品はこちらから購入できるので、ご検討ください。
まとめ
暑い季節は気温や湿度が高く、食材が傷みやすくなるため、日頃以上に丁寧な管理が求められます。
特に肉・魚・卵などの動物性食品は、適切な温度での保存や衛生的な取り扱いを徹底しなければ、細菌が繁殖しやすく、食中毒の原因となることもあるでしょう。
冷蔵・冷凍の使い分けや、調理時の加熱、清潔な環境づくりなど、基本をしっかり守ることが、食材の品質を保ち、安心して食事を楽しむための鍵となります。毎日のちょっとした工夫と意識で、大切な食材と健康を守っていきましょう。